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アレルギー克服への道 アレルギー負荷試験三日目(牛乳編)

こんにちはてんママです。
息子(現在1歳7か月)が三大アレルゲンと言われる卵、小麦、乳のアレルギー持ちだと知り、それぞれのアレルギーを克服するために食物アレルギー経口負荷試験をすることにしました。

今まで息子の卵アレルギーと小麦アレルギーの経口負荷試験の様子をアップしましたが、この記事では、牛乳の経口負荷試験の様子を詳しく記載しています。経口負荷試験を考えているパパママの参考になるよう、気付いたことなども記載しました。

コンテンツ

  1. アレルギー負荷試験 前日(PCR検査)
  2. 当日の朝(食材の準備)
  3. 半日入院のスケジュール
  4. 今後の家での進め方
  5. 今回、経口負荷試験をして思ったこと
  6. まとめ

①アレルギー負荷試験 前日(PCR検査)

卵、小麦に引き続き、2月上旬に牛乳の負荷試験をしてきました。

アレルギー負荷試験の前日、PCR検査を受けに外来へ。
今回で3回目になるPCR検査なので、息子も何をされるか感じ取り、検査前から泣き始めました。
陽性の場合のみ、午後6時頃に電話があるのですが、無事に陰性で負荷試験を受けることになりました。

てんママ
負荷試験のたびにPCR検査を受けないといけないのは私も辛すぎるけど
検査結果が陰性だったのはせめてもの救いです。

②当日の朝(食材の準備)

今回の食材は、牛乳3ミリリットルでした。
病院で牛乳を計るシリンジをくれるとの事だったので、牛乳を少し水筒に入れて持っていきました。牛乳のパックをそのまま持って行っても大丈夫との事でした。

牛乳はたった3ミリだし、実はちょっとした手違いで保育園で少しの期間牛乳を飲ませてたことがあり、そのまま飲めるだろうと思い、他の食材は持っていきませんでした。

すーパパ
今思えばあの頃保育園帰りに目が少し腫れてたね。
大事にならなくて本当によかった。

③半日入院のスケジュール

8:30→外来で診察
9:00→入院病棟に移動
9:30→負荷試験スタート
10:30→途中経過
11:30→経口負荷試験の結果発表
12:00→昼食
8:30→外来で診察
呼吸音の確認、体に湿疹がないかなどの診察を受けました。
9:00→入院病棟に移動
負荷試験の説明をDVDで見て、足の指に酸素濃度を測るセンサーをつけました。
息子は酸素濃度センサーをつけられるのが苦手で、この時点でいつも泣きモードに入ります(^_^;)
9:30→負荷試験スタート
30分以内に食材を食べ終わらないと、そこで試験はストップ。
たったの3ミリだから、一口で飲んでくれると思いきや、コップを口に近づけた瞬間首をブンブンふる息子。
そして、何をやっても飲んでくれないので、シリンジを無理やり口に入れて、飲ませることにしました。
息子は暴れて大泣きでしたが、なんとか飲んでくれました。
大好きな豆乳を持参して、混ぜれば良かったと思いました。
たったの3ミリなので甘く考えてしまいました(^_^;)
飲み終えた時点から2時間はかり、経過を観察します。
10:30→途中経過
息子の体温が少し上がり、ボーっとしていて、少し咳が出てきました。先生が何度も聴診器をあてて呼吸音を確認してくださいました。
しばらくそのまま様子を見ると、咳もしだいに落ち着き元気が出てきました。
前回大活躍だったワンワンのDVDや大好きな車のおもちゃを持参し、ベットの上で見ながらのんびり過ごしました。
11:30→経口負荷試験の結果発表
経口負荷試験がスタートとして、2時間経った時点で、特に大きな症状がなければ陰性と診断されます。
今回は少し咳が出て、ボーっとしていましたが、しだいにおさまったので陰性と診断されましたε-(´∀`*)ホッ
このタイミングで、指の酸素濃度センサーを外しました。ベットから下りられて、廊下を少し散歩できるようになりました。
12:00→昼食
病院の昼食を食べました。
昼食はこんな感じ(小麦、卵、牛乳完全除去食)

13:00→退院

④負荷試験後の進め方

牛乳3ミリリットルが陰性でしたので、これから家でも牛乳の耐性をつけるために、牛乳摂取を続けていきます。
3ミリリットルを測るためのシリンジを最後にもらって帰ってきました。

今後の進め方の詳細は、小麦の記事で記載しておりますので確認してみてください。

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2~3カ月ほど自宅で進めていき、次のステップに進めるか医師と相談する予定になっています。

この記事を書いているのは、試験から数週間が経った時なので、今では基本毎日(忘れる時もあり)牛乳3ミリリットルを摂取しています。
最初はなかなか牛乳だけでは飲まなかったので豆乳と混ぜてあげていました。
保育園では毎日豆乳を飲んでいるため、豆乳の味には慣れており、始めは違和感を感じたような素振りもありましたがすんなり飲んでくれています。

⑤経口負荷試験に備えて準備するとよいこと

子供が飲みやすいように味変

急に牛乳を飲ませようとしても、普段飲んでない味に子供も戸惑って飲めない(飲まない)こともあります。
子供が飲みやすいように、普段子供が摂取している食材を持ち込んで混ぜてあげて、飲みやすくしてあげることが必要です。
豆乳を飲んでいるなら豆乳を持参して混ぜたり、甘い味に変えたりするのも手段の一つです。

私も3ミリリットルだし大丈夫だと思って油断していたら、飲まんでくれず無理やり飲ませることになってしまったので、是非事前に準備して対策をお勧めします。

味を変えるにはミルメーク等の牛乳に混ぜれる粉末があります。
ココア味やコーヒー味はカフェインが入っているので、幼い子供であればイチゴ、バナナ、メロン、キャラメル味で好きそうな味を持っていくのがよいかと思います。
同じようなものでも乳製品が原材料で入っていたり、卵が入っていたりするものもあるので卵アレルギーのお子様であれば、注意しましょう。

粉末状でなくても、実際にバナナやイチゴを細かくしたり、ペースト状にして混ぜるのも手かもしれません。

いずれにしろ、それも普段から、もしくは負荷試験前に一回豆乳に混ぜる等で試してみるのがよいかと思います。

おもちゃや、絵本、DVD等の時間つぶしグッズを持参する

負荷試験中はずっとベッドの上です。
子供がぐずらないように、好きなおもちゃや、絵本、DVDを多めに持って行っておくことをオススメします。

まとめ

今回は、牛乳のアレルギー経口負荷試験の半日入院について、タイムスケジュールやその準備に必要なこと等を記載しました。
試験結果は陰性でしたので、試験から数週間経った今では毎日牛乳を3ミリリットル摂取して牛乳に対する耐性をつけているところです。

3歳ほどになれば食物アレルギーも治ってくる子供も多いようですが、何もせずに待っているよりは今できることをしながら食物アレルギーを克服できるようにアレルギー経口負荷試験を受ける道を選びました。

アレルギー持ちのお子さんをお持ちで、どうしようか悩んでいる方がいれば、負荷試験を受けながら克服していく道もあるんだと知ってもらえたらと思いますし、もし同じように負荷試験を受けているお子さんをお持ちの親御さんが読んでくだされば一緒に頑張れたら嬉しいなと思います。

負荷試験1日目で陽性になった卵アレルギーを、レベルを下げてリベンジしようと考えていますので、随時アップしていく予定です。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。