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食物アレルギー克服への道 アレルギー経口負荷試験二日目【小麦編】

こんにちは、てんママです。
息子が三大アレルゲンと言われる卵、小麦、乳のアレルギー持ちだと知り、それぞれのアレルギーを克服するために食物アレルギー経口負荷試験をすることにしました。

この記事では、息子(1歳7ヶ月)の、小麦の経口負荷試験の様子を詳しく記載しています。経口負荷試験を考えているパパママの参考になるよう、気付いたことなども記載しました。

息子が小麦アレルギーだと知った経緯は以下の記事に記載しております。
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コンテンツ

①前日(PCR検査)
②当日の朝(食材の準備)
③半日入院のスケジュール
④今後の家での進め方
⑤経口負荷試験に備えて準備するとよいこと
⑤まとめ

①前日(PCR検査)

2023年1月末。卵の負荷試験の翌週に、小麦の負荷試験をすることにしました。
今はコロナ禍ということで、アレルギー経口負荷試験の前日には試験者のみPCRを受けなければならず、外来へ。
長い棒を鼻の奥までグリグリとされ、そんな息子が暴れないように抑える役目は私。かわいそすぎる。
息子はやはり大泣きでした。
陽性の場合のみ、午後6時頃に電話があるのですが、無事に陰性で負荷試験を受けることになりました。

 

卵の負荷試験の様子も読んでみてください。

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②当日の朝(食材の準備)

今回は、小麦3グラムです。
食材は指定されたゆでうどん。乾麺は茹でる時間が人によって違うとの事で、息子の病院ではダメでした。
ゆでうどんをパッケージに記載されている時間ゆで、3グラムを測って持っていきました。

実際に持って行ったゆでうどん3グラム

うどんだけで食べない時に備えて、ゆかりおにぎりを持っていきました。

あと、私の昼食用昆布おにぎりも握って持っていきました。
息子には病院で昼食が提供されるのですが、同行者には提供ないので。
後述しますが、これが本当に役に立ちました。

③半日入院のスケジュール

8:30→外来で診察
9:00→入院病棟に移動
9:30→負荷試験スタート
10:30→少し目の周りが赤くなりました
11:30→経口負荷試験の結果発表
12:00→昼食
13:00→退院
もう少し詳しく書きます。
8:30→外来で診察
呼吸音の確認、体に湿疹がないかなどの診察を受けました。
ここで異常があると、アレルギー反応で異常が出たのかが分からないので、体調管理も大事になります。
てんママ
この時期は保育園でも風邪症状の子もいたりするので、試験前数日は風邪ひかないでくれ~と祈りながらの体調管理です。
9:00→入院病棟に移動
持ってきた食材の確認。
負荷試験の説明をDVDで見る。
足の指に酸素濃度を測るセンサーとつけました。
痛くもないのに、息子はセンサーとつけられるのが嫌で、この時点で泣きべそモードに。
嫌な予感。。。

9:30→負荷試験スタート
30分以内に食材を食べ終わらないと、そこで試験はストップ。そのまま帰宅しないといけないと、前回知ったてんママ。
「食べてくれ〜」と祈る気持ちで、息子にうどんを「あ〜ん」。
嫌な予感的中。
すでに泣きべそモードの息子は、プイッと顔をそらし全く食べません。
こんな時に備えて持ってきた、ゆかりおにぎりの登場!!
ゆかりおにぎりに載せて「あ〜ん」。

息子「プイッ」

刻々と時間が過ぎていき、焦るてんママ。
卵の負荷試験の時は、ゆかりおにぎりで食べてくれたのに。

「そうだ!ママのこんぶおにぎりがあった!!」と、ひらめき、こんぶを少しのせて、「あ〜ん」。

息子「パクッ」

食べてくれました。
昆布さんありがとう。

無事に食材を食べきることができ、本当にホッとしました。

てんママ
食べきってくれた時の安堵感はハンパなかったです。

食べ終わってから、2時間はかり、経過を観察することに。

10:30→少し目の周りが赤くなりました。
このぐらいなら大丈夫と診断され、続けてベットの上で過ごしました。

今回は息子の好きなワンワンのDVDを持参しました。
これが大成功!
息子は喜んでベットの上で見てくれました。

11:30→経口負荷試験の結果発表
経口負荷試験がスタートとして、2時間経った時点で、特に大きな症状がなければ陰性と診断されます。
今回は、目の周りが赤くなっただけなので、陰性と診断されました。
良かったε-(´∀`*)ホッ

このタイミングで、指の酸素濃度センサーを外しました。
自由になった息子はとても嬉しそう♪

12:00→昼食
無事に咳の症状がおさまったので、病院の昼食を食べました。

昼食はこんな感じ(小麦、卵、牛乳完全除去食)

食べさせるのに夢中になり、初めに写真を撮るのをすっかり忘れました(T_T)
汚くてすみません。。

13:00→退院

④今後の家での進め方

うどん3グラムが陰性の結果でしたので、これから家でも小麦の耐性をつけるために、うどんを継続して摂取します。

・食べる量
…今回の上限量以下。

・食べさせるもの

…負荷試験で食べたものを基本。

・食べ方

…初めの頃は一日一回。ゆっくり反応が出る可能性を考慮し、一日以上は空ける。
2週間で5回以上食べられると良い。日中に食べる。
特に症状が現れない場合は、その後は上限量を超えなければ自由に食べてよい。
2~3カ月ほど自宅で進めていき、次のステップに進めるか医師と相談する予定になっています。

⑤経口負荷試験に備えて準備すると良いこと

おにぎりや、好きな調味料を持参すると良い

せっかく負荷試験に行ったのに、子供が食べてくれず、泣く泣く帰るパパママも多いです。
そんな時に備えて、おにぎりや、好きな調味料をいくつか持参すると良いです。
我が家は今回、ゆかりと、昆布おにぎりを持っていきました。
(病院によって決まりが違うかもしれませんが、息子の病院は調味料などを持参してOKでした。)

おもちゃや、DVDは多めに持っていくと良い

負荷試験の間はずっとベットから降りれません。とても退屈で、ぐずってしまう子も多いです。
病院でおもちゃを貸してくれますが、他の子達も使うので、我が家が行った病院ではそれほど種類が豊富ではありませんでした。
今回は息子の好きなワンワンのDVDも持ってきて大成功でした。

⑥まとめ

今回は、小麦のアレルギー経口負荷試験の半日入院について、タイムスケジュールやその準備に必要なこと等を記載しました。
試験結果は陰性でしたので、まずはホッとしつつ、これから生活の中で小麦に対する耐性をつけていくスタートに立った段階です。

食物アレルギーと分かると、その食材を遠ざけてしまいがちで、そのことでなかなかアレルギーが治らない可能性もあります。医師の下で少しずつ進めていけば、何かあった時にはすぐに対処できる環境なので、安心して進めていくことができます。

息子ともパン屋やイタリアンでパンやパスタをおいしく食べれる日が来ると信じて、私たちもアレルギー経口負荷試験を進めていくことにしました。

同じような境遇の方や、これからアレルギー経口負荷試験を受けようか迷っている方の参考になれば嬉しいです。

小麦アレルギーの方でも食べれる市販のお菓子を紹介していますので、よろしければこちらの記事もご覧ください。
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次回は、牛乳の負荷試験です。その様子も随時載せていきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。